12月8,9日 チュニジア(5.6) タタウィン:「映画『スターウォーズ』の舞台 エピソードⅡ」

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Ksar Ouled Soultane

タタウィン。
スターウォーズを見たことがある人だったらどこかで耳にしたことがあるはず。あの映画『スターウォーズ:エピソードⅠ』、惑星「タトゥーイン」のロケ地がこの町の近郊にあるのだ。

撮影された土地の名前そのまま惑星の名前にされていたとは驚き。何か古代の言語に由来していたりするのかと思っていたが、そんなことはない。意外と単純である。

しかも、映画取りいれられたのは土地だけではない。この地に住むベルベル人が着ているフードが付いたつなぎの服は、映画の中でそのままジェダイの衣装として登場する。タタウィンの町を歩いていると、いたるところにジェダイがいる。

タタウィン自体はとても小さな街。観光客もそこまでいるわけではないので、全くない訳じゃないけれどもお土産やがたくさんあるような観光地でもない。だがその分チュニジアの田舎町を見ることができ、首都チュニスやドゥズ―ルとは違った一面を感じることができた。


「スターウォーズのロケ地」
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スターウォーズのロケ地はタタウィン近郊にあり、タクシーをチャーターするかツアーに参加しなければ見に行くことができない。一人でタクシーをチャーターすると100ディナール(約7000円)もしてしまうと聞いたので、たくさんあるロケ地やベルベル人の村々を絞り、短時間で見て回ることにした。

だが、インフォメーションセンターにトゥズ―ルの宿で出会った人がいて、彼もツアーを探していた。1人で参加すると高くつくが、2人だったらまだ良い値段になる。5か所のロケ地とベルベル人の村を回る半日ツアーを、55ディナール(約3850円)で参加できた。100ディナールと比べると断然安い。


Chenini

回ったスターウォーズのロケ地は3か所。「Ksar Haddada」、「Ksar Ouled Soultane」、「Chenini(ガイドブックには載っていないが、スターウォーズを見たことがないガイドはここもロケ地だという)」。

これらの場所には後にダースベーダーとなるアナキン・スカイウォーカーが、幼少の頃に奴隷として生活していた建物がある。これらの建物はベルベル人の伝統的な建物。


ホテルにもなっているKsar Haddada

惑星タタウィンにあったものはほとんどこの地にあるものが使われている。自分も含め、多くの観客を違う惑星と錯覚させてしまうような場所を訪れると、まだまだ自分には想像もできないような知らない土地が山ほどあるのだろうと想像する。そして、そう思う度に、行きたい場所が増えていく。

これは問題だ(笑)。


「ツアーのアメリカ人」
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ツアーで一緒にいたアメリカ人は面白い人だった。正確にはアイルランド人だが、もうすでに25年もアメリカで生活しているのだとか。MBAを持ち、アメリカでは結構良い仕事をしていたようだが、職を離れ、日々の変化を求めて世界へ旅立った。

旅の途中で本を書き、今度出版するという。旅のことについて書いたのかと思ったが、自分のことについて書いたらしい。いずれ大物にでもなりそうな人物である。

アメリカのこと、日本のこと、世界のこと、旅のこと。たくさん話した。たくさんの知識を持っているし、それだけじゃなくて自分の意見をきちんと持ち合わせている。このような人と話すのはとても刺激的。

ニューヨークに一度行ってみたいと言ったら、名刺を渡してくれた。是非また会ってみたい。

「チュニジア人」
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チュニジア人はとてもフレンドリー。街を歩いていても、レストランに入っても、カフェでのんびりしていても、人懐っこく話しかけてくる。

チュニジア人の多くはフランス語とアラビア語を話し、英語ができないので、会話はフランス語となる。だが、大学で少し学んだだけの自分がまともな会話ができるわけない。知っている数少ない単語と文を使って必死に会話をする。

だが、おかげで当初よりはフランス語を思い出し、話せるようになった。色々助けてもらったこともあったし、チュニジア人には本当に感謝している。

チュニジアは見どころもたくさん。人々も良い人ばかりで食べ物もおいしいし、本当に良い国だ。

タケノコ

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