6月29日(2) １ヶ国目：ロシア モスクワ空港着

モスクワ空港

モスクワ空港に到着した。

日本からイスタンブールまで行くために乗り換えるためだ。

飛行機から着陸したとき見えた空港がとてもきれいでわくわくしたのだが、そちらは建設中。飛行機は建設中の空港ターミナルよりさらに奥に行き、古めかしい

空港ターミナルに移動。ちょとがっかりした。

時刻は１７：００。日本とは５時間の時差があるので、日本時間の午後１０時に到着したことになる。飛行機の中では半分くらい寝ていたのだが、さらに１０時間も飛行機の中にいたこともあり、睡魔が襲う。しかし、次に乗るイスタンブール行きの飛行機に乗るまで４時間あり、せっかくなので寝ることなくロシアを満喫することにした。

たった４時間しかないと思ったが、ロシアを知るのに十分な時間だった。

私の航空券は「第２ターミナル発」と書かれているが、降りたのは「第１ターミナル発」。ターミナルの行き方がわからないので、案内所で聞くと、

「電光掲示板を見てください。」

「第１ターミナルはどこですか？」

「あなたの飛行機は遅いからまだ表示されていません。待っててください。」

「ここでいいんですか？」

「はい。」

しゃべる度に機嫌が悪くなっていく案内人。

飛行機の中のCAと同じである。私の英語が拙いのもあるのかもしれないが、もう少し笑顔でしゃべってくれても良いのではないか。空港というと国の玄関。様々な国の人が来る。国の第一印象ともなろうそこの案内人がそれでいいのかと思ってしまった。

そして免税ショップ。高級品が並び客が数人いるのにもかかわらず、店員はペンで手遊びしている。

この国の人々に早速軽いカルチャーショックを受けてしまった。

しかしきっとこれから行く国にはまだまだたくさんこのようなところがあるのだろう。こんなことにちょっとがっかりする私はまだまだ心の狭い人間なのかもしれないが、初めてなので驚いてしまった。

旅はまだ始まったばかり。

これからもたくさんの文化の違いに触れることだろう。今回はちょっとがっかりしたが、色々な文化があると知るのもおもしろい。

午後９時半ごろ。１１持半でもまだ明るかった。

出発ロビーで待ち、モスクワ時間で夜の９時頃。なん

とこの時間でも、空は暗くない。ここ、モスクワでは白夜とまではいかないが、夜遅くまで空が明るい。イスタンブール行きの飛行機に乗る２３時になっても地平線のほうから明かりが見える。なんだか不思議な気分にさせられた。

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