ベルベル人とベルベルナイト!
今回向かったのは、待ちに待ったモロッコのサハラ砂漠。旅先で会った誰もが「良かった」と口を揃えて言う。
モロッコのサハラ砂漠
砂漠で一・二泊泊るツアーがあり、その景色はもちろん、ベルベル人の演奏や出される地元の料理がとても美味しいからなのだとか。これは是非とも参加したい!
チュニジアのサハラ砂漠は白。だが、モロッコは赤。砂丘の規模も大きい。チュニジアとは全く違うサハラがそこにはあった。まさにアラビアンナイトの世界だ!
「砂漠で一泊ツアー」
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1時間半程背中の上にのせてもらった
砂漠の中で一泊するツアーがあるのでリッザー二、メッズーカで探した。1泊の場合は2程オプションがあるようだ。
1つはいくつものツアーが一緒になって用意された広い場所に泊るもの。大人数で楽しそうだ。もう1つは少人制で、この辺りに住むベルベル人が使う住居に泊るというもの。前者が350ディルハム(約3850円)で、後者が450ディルハム(約4950円)だ。
大人数でわいわいするのも楽しそうだけど、せっかくここまできたのでここでしか味わえないものを体験するために少し高い方を選択した。
ちなみにこのメッズーカには日本人宿が存在し、前者のツアーを行っている。この辺りで一番の宿(台湾人談)との評判。
「ベルベル・ナイト」
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盛り上げてくれるベルベル人達
ツアーは自分を含めた3人が参加する予定だったが、他の二人が乗ってくる車が故障したため、急遽ツアーは1人に。1人でも行ってくれたけれど、ツアーを主導するベルベル人3人は英語が全く喋れないのでちょっと大変だった。
いよいよ砂漠へ。どこまでも続く砂の山々をラクダに乗って突き進む。その風景は圧巻。チュニジアの砂漠より断然自分はモロッコの砂漠の方が好きだ。ただ、1時間程ラクダに乗ると、ラクダが上下に揺れるのでお尻が痛くなった。現地の人は何時間も乗っていられるのだろうからすごい。
だけど自分一人なのにも関わらずベルベル人3人はとても良く自分をもてなしてくれた。特にまだ中学生になったばかりのようなハーミッドは、常に
「アフリカ・ジ~ナ(多分アフリカ人)」
と叫んでその場を盛りたて、ポンゴにも似たようなベルベル人の伝統楽器を叩いて歌ってくれた。
食事は当初「クスクス」と言っていたが、出てきたものはモロッコ料理「テジン」。最初ちょっと残念に思ったが、食べてみるとそのテジン、なかなか美味しい。
たった一人で参加したのに何も嫌な顔をせず、場を盛り上げて楽しませてくれるベルベル人達。
ツアーは噂通りだった。ベルベル人には本当に感謝!
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