クロアチア:ドブロクニク
管理人撮影
7月24日 クロアチア(2):ドブロクニク「映画『紅の豚』の世界」コソボ
マケドニア・スコピエ
管理者撮影
台北
社会人になって初めての海外旅行。
飛行機に乗ると、「また戻ってきたんだな。」と実感させられる。それほどまでに、昨年までの世界旅行は自分にとって印象深いものだった。
今回の旅程はたったの5泊6日。しかし、この5泊6日の旅は私を日常の世界から解き放ち、再び刺激的な毎日を与えてくれるのだ。
今回の旅は台湾。沖縄のすぐ隣にあるこの国は、沖縄と同じく、パイナップルやマンゴーなどが実る南国である。
第二次世界大戦前まで、この国は日本の一部であった。その名残は、未だに数多く残っている。
今回も特に計画もせず、宿も前日に1泊しか予約していない無計画旅行。やっぱり現地に行かないと、何が良いのかわからないので、私は現地に行ってから何をするのか計画する。せっかく良い旅の情報が入っても、ホテルの予約等で行けなくなってしまうのが私は嫌いだ。
今回はどんなストーリーが待ち受けているのだろうか。
「桃園国際空港」
空港へ着き、久々に日本以外の空気を吸った。また帰ってきたんだ。また戻ってきたんだ。嬉しくて仕方がなかった。
アジアの国々であれば、多少香辛料の匂いが漂っていたりするのかと思ったが、そんなことはなかった。案外、台湾の空気は日本とそこまで変わらない。
空港を降り、バスと電車で台北市内へ向かう。バスだけの方が安くて楽なのだが、台湾の電車に一度乗ってみたかった。
空港から駅に向かうバスは30台湾ドル(約90円)。台湾の公共機関の料金は比較的安い。
バスはとてもゆったりした3列シート。90円でこんなに良いバスに乗っていいものかと思う。バスの中では日本の演歌のような音楽が流れている。日本の音楽とは少し違うのだが、どこか懐かしい音楽だった。
「台湾の新幹線」
バスで20分程乗り、桃園駅へ。そこから台北市内へは台湾の高速鉄道、「高鐵」に乗る。この高鐵、なんと日本の新幹線がベースになっている。
真新しい桃園駅へ到着し、早速乗車。料金は160元(約400円)。新幹線なのに1000円以下だ。安い。
中に入ると、そこはもう新幹線。座席の配置やシートの質、電光掲示板などほぼ同じ。電車が発車する時の感じも同じ。まさに新幹線がそのまま台湾にやってきたという感じだった。
海外にいながら、どこか日本を感じた。
「日本人宿 JO」
今回泊まるのは日本人宿「JO」。道が入り組み、最初見つけるのに一苦労。台北は治安が良いと聞いたけれど、異国の暗い夜道を歩くのはいつものことながら緊張する。
宿に入ると、台湾に中国語を習いにきているという中年男性ケンさん(仮称)。ケンさんは観光目的で入国できる期間3ヶ月をフルに使い、3ヶ月台湾に滞在しては日本や中国に行き、台湾に戻るということを繰り返しているみたいだ。それほど何度も台湾に来るとはよほど台湾が好きなのだろう。
私は到着が少し遅れてしまったので、オーナーは外に出たあとだった。しばらく待ったが、戻ってこなかったので、夜市へと向かうことにした。
「寧夏夜市」
寧夏夜市
台湾の夜といえば「夜市」。夜になると路面一杯に屋台街が並び、夜遅くまで人々の活気に溢れている場所である。
寧夏夜市はそこまで大きな夜市ではないみたいだが、十分活気が充ち溢れていた。市場の3分の1程が的屋や輪投げなどの子供が遊ぶお店が並び、あと3分の2は全て食べ物街だ。
麺、炒飯、焼き鳥、中華風の煮物、南国フルーツジュースなどたくさんのものが売られている。
見た目がそのまま「たこ焼き」のものが売られていたので購入して試してみることに。何度か大阪へ行ったのに一度も食べることができなかったたこ焼きを、まさかここ台湾で食べることになるとは思わなかった。
台湾のたこ焼きは少し甘い。中にとうもろこしが入っているからだ。台湾人は甘いもの好みなのだろうか。
一際際立っているものがあった。「臭豆腐」である。漢方で豆腐を煮た物だとお店のおじさんは言う。「臭豆腐」が売られている場所の近くは酷く臭うのだ。
…あまりの臭さに今回は食べることを見送った。
「夜市の台湾人」
ラーメンが食べたいと思ったが文字が読めず手間取っている自分を見て話しかけてきた台湾人がいた。英語が話せるようだ。自分が日本人とわかると、次は日本語で話しだした。
「年寄りはみんな日本語できるさ。ここは昔日本だったんだもの。」
1945年、第二次世界大戦が終わるまで、この台湾は日本だった。65年前というと、まだそう遠くない過去である。この台湾が65年前日本だったなんて、なんだか想像できない。
台湾に限らず、このような市場や古い建物が並ぶ町並みを見ると、一昔前の日本を見ているようである。西洋風のレンガ造りでできた街が並ぶ姿は、明治時代にできた建物がそのまま残っているように見える。日本の場合はそのような建物をあまり見かけない。
だが、日本は特殊なのかもしれない。ただ経済発展が著しいだけではない。戦争で、昔の建物などほとんど焼けてしまったのだろう。
海外に出ると、日本の内側がより鮮明になってくる。私の場合はそんな時が多い。
「日本人宿の旅行者達」
日本人宿「JO」に泊まっている日本人は、中国語の学習に来ているケンさんなど様々な人がいたけれど、一つ共通点あった。
それはみんな台湾が大好きだということ。もう何度も台湾に訪れているリピーターが多かった。
確かに、ご飯も美味しいし、親日的だし、物価も安いし、日本とは違う、アジア的な要素をもつこの台湾は、深堀していけばいく程魅力が大きくなっていく国かもしれない。
残りの旅行が楽しみだ。
キリマンジャロ山頂 from Wikipedia
「あと10年したらキリマンジャロの雪はなくなっちゃうっていう話だよ。雪がなくなる前に行っとかなきゃね。」
アルーシャで会った日本人の話。雪がなくなる原因は地球温暖化。地球温暖化の危機は世界の場所で迫ってる。
いつもながら気難しい話になるけれど、今月19日に閉幕したコペンハーゲンCOP15(気候変動枠組み条約締約国会議)では、京都議定書に続く新たな枠組みができる予定だったが、取りまとめられることはなく、各国の削減目標も示されなかった。問題を先送りにしては、地球は大変なことになる。そしてその未来は決して遠くないのだ。
何も実行せずただ問題を先送りするより、現実的な事は置いておいて先に「2020年までに25%削減」という野心的な目標を掲げる鳩山政権の理想主義の方がまだマシ。
キリマンジャロに永遠の雪が降り積もることを願うばかりだ。
ここアルーシャはケニアとの国境近くで、キリマンジャロの麓にある町。
動物サファリやキリマンジャロ登山に向かう観光客や、地元の人々でにぎわっている。
町を歩いていたところ、偶然日本人に会い、一緒にコーヒー園へ行くことになった。
「キリマンジャロ・コーヒー」
キリマンジャロといえばコーヒーが有名。コーヒー好きの自分にはたまらない。
コーヒー園へはでタクシー(2人料金9000シリング※値引き交渉後:540円)で15分程。中に入ると、そこはアルーシャの街とは別世界だ。
アルーシャは観光客もいるが、やはりタンザニアにある一つの町。舗装されていない道があったり、道脇でヤギや牛が飼われていたりする。
だが、このコーヒー園は高級ホテルの一角。猿がたまに食事をねだりに来ること意外はまさにヨーロッパだ。
コーヒーは1人2000シリング(約120円)。キリマンジャロのコーヒーは酸味が強いのが特徴だと思ったが、意外にもマイルド。地元だけあってやっぱりおいしい。
コーヒーは残念ながら既に収穫された後。だけど、まだ運よくコーヒーが実る木を発見。コーヒーの実は、昔そのまま食べられていて、コーヒー元祖の国エチオピアには今でもそのまま食べる習慣がある。どんな味がするのか。試してみたかった。農園を管理している人に聞くと、
「いいよ、食べてみな。」
といい、木の実をちぎって食べさせてくれた。赤い皮を剥くと中にライチを小さくしたようなものが入っている。食べると意外にも少し甘い。そのままでも十分いける。しばらくするとカフェインが効き、頭がさえてきた。やっぱりコーヒーだ。
「地元のバーへ」
夜には仲良くなった日本人と一緒に地元のバーへ。バーでは食事もできる。ホテルの人に安いバーを紹介してもらったつもりだったが案外高く、ホテルのレストランよりちょっと安いくらいだ。
自分は鶏肉のミンチをトマトで煮てご飯と一緒にいただくスワヒリ料理を購入。4000シリング(約240円)程。そしてタンザニアのビール「キリマンジャロ」を2000シリング(約120円)で買い、2人で乾杯した。ビールを他人のグラスに注がせてもらうのは久しぶり。この文化は日本でしか見たことがない。
バーにはイングランドのプレミアリーグの中継が映し出され、みんなゲームに熱中していた。観客の反応をみたところ、みんなチェルシーファンのようだ。今チェルシー有利な展開だから良いもの、もし負けるようなことがあれば争いが起きかねない。ちょっと見てみたい気もしたが、安全を考えて自分達はホテルに戻った。
タンザニアとはこれでお別れ、明日は東アフリカ最大の都市、ケニアの首都ナイロビを経由してウガンダへ向かう。ウガンダの治安は良いと聞くので、とても楽しみだ。
今日はタンザニア海岸の真ん中にある中心都市ダル・エル・サラームからケニアとの国境に近いアルーシャへ向かった。
「バスチケット・スクランブル」
朝6時頃からバスが出ていると聞いていたが、早朝は治安が良いとはえない。朝9時ごろ行くことにした。
だが、その時間帯にはアルーシャへ向かうバスがほとんどが満席状態。どこのバス会社チケットオフィスに行っても、
「すまない。」
と言われる。もしかして乗れないんじゃないかと思い、またチケットオフィスを訪ねると、
「いいよ。30000シリング(約1800円)だ!」
30000は高い…通常20000シリング程のはず。ツアリストプライスを吹っかけられていると思い、値引き交渉をしたが、
「いいよ、じゃあ他に行きな。」
…足元を見透かされている。もうこれ以上探し回るのは時間の無駄だと思い、料金を支払ってチケットを受け取った。すると、
「じゃあ早く!すぐにバスが出発するから!」
言われるがままについてと、バス乗り場へ。だが、そこはまさに戦場だ。あらゆる人がバスの従業員から残り少ないバスチケットを買い求め、バスの入り口を塞いでスクランブル状態。安売りセールに集まる百貨店のおばちゃんレベルとは比べ物にならない。皆20000シリングを握りしめて声を上げる。
自分が買ったバス会社のチケットオフィス従業員も同様に20000シリングを握りしめて声を上げている。え?自分はもうすでにチケットを買っているのに、何故か他会社のバスチケットを買い求め、自分をそのバスに乗せようとしている。しかも自分が払った料金は10000シリング(約600円)高い。大きなコミッションを取られている。
いつもならすぐに払い戻すように文句を言うところ。だけど、払い戻してもらってこのいかついアフリカ人達がひしめく中に入り、チケットを購入するのは危険だ。10000シリングは諦めた。
チケットオフィス従業員は戦利品を自分に渡し、スクランブル状態になっているバスの入り口へ自分を連れ、入口へ押し込んでくれた。
こんなに大人気ならば増発すれば良いのに。何か増発できない事情でもあるのだろうか。
参照:pixaboyより
「バスでの長旅」
バスの長旅は10時間に及ぶ。広大なアフリカでの移動は一苦労。しかもバスは5列シート。最大限に車内を利用している。
だけど窓の外に広がる景色は、ここが今まで旅してきた場所とは全く違うことを教えてくれた。
一面に広がるバナナやパイナップル畑。木を逆さまにして地面に突き刺したようなバオバブの木。小さな村には、頭にフルーツがたくさん入った大きなかごを乗せて運んでいるアフリカ人達がたくさんいる。まさにここは自分にとって異国だった。
目的地アルーシャに近づくと、見えてきたのはアフリカ最高峰のキリマンジャロ。赤道付近に位置し、この暑い熱帯地域において雪が積もる山が見えるのはなんとも不思議だった。
他地域と大きく異なり、魅力あふれるアフリカの大地。だが、まだアフリカの旅は始まったばかりだ。
管理者
行った国(60ヶ国)
- 60. ニュージーランド
- 59. オーストラリア
- 58. 韓国
- 57. アメリカ
- 56. 中国
- 55. カンボジア
- 54. ベトナム
- 53. ラオス
- 52. タイ
- 51.台湾 (台北、高雄、丁懇)
- 50. マレーシア(記事なし)
- 49.シンガポール(記事なし)
- 47.ウガンダ(記事なし)(カンパラ、ビクトリア湖)
- 45.タンザニア (ザンジバル、ダルエルサラーム、アルーシャ)
- 44. モロッコ (カサブランカ・メッズーカ・マラケシュ)
- 43. チュニジア (チュニス・シディブサイド・カルタゴ・トルーズ・タタウィン)
- 42. オマーン (マスカット)
- 41. アラブ首長国連邦 (ドバイ)
- 40. クウェート(クウェート)
- 39. レバノン (ベイルート・ベールバック)
- 38. シリア (ダマスカス・パルミラ)
- 37. パレスチナ自治区 (ベツレヘム)
- 36. イスラエル (エルサレム)
- 35. ヨルダン (アンマン・ぺトラ・死海)
- 34. エジプト (カイロ・ルクソール・アスワン・ダハブ)
- 33. イギリス (ロンドン)
- 32. ポルトガル (リスボン)
- 31. スペイン (バルセロナ)
- 30. モナコ (モナコ)
- 29. スイス (ジュネーブ・ベルン・セントモリス・インターラーケン・ツェルマット・ローザンヌ)
- 28. フランス (パリ・モンサンミッシェル・カンヌ・ニース・マルセイユ)
- 27. ベルギー (ブリュッセル・アントワープ)
- 26. オランダ (アムステルダム)
- 25. リトアニア (カウナス)
- 24. ラトビア (リガ)
- 23. エストニア (タリン)
- 22. フィンランド (ヘルシンキ)
- 21. ノルウェー (ナルビック)
- 20. スウェーデン (マルメ・ストックホルム)
- 19. デンマーク (コペンハーゲン)
- 18. ドイツ (ベルリン・ハンブルグ)
- 17. チェコ (プラハ)
- 16. ポーランド (クラコワ(orクラコフ)・アウシュビッツ)
- 15. オーストリア (ウィーン)
- 14. スロバキア (ブラチスラヴァ)
- 13. ハンガリー (ブタペスト)
- 12. ルーマニア(ブカレスト・ブラショフ・シナヤ)
- 11. ブルガリア (ソフィア・ヴェルナ)
- 10. アルバニア (ティラナ・バラド)
- 9. モンテネグロ (ウルチン・ポドゴリツァ)
- 8. コソボ (プリシュティナ・ペーヤ・ミトロヴィッツァ)
- 7. セルビア (ベオグラード)
- 6. ボスニア・ヘルツェゴミナ (サラエボ・モスタル)
- 5. クロアチア (スピリット・ドブロブニク)
- 4. イタリア (バーリ・ローマ・フィレンツェ)
- 3. ギリシャ (アテネ・ミコノス島・サントリーニ島・ロードス島)
- 2. トルコ (イスタンブール・カッパドキア・パムッカレ・マルマリス)
- 1. ロシア (モスクワ空港のみ)


