8月7日 アルバニア(2):ティラナ~ベラト「アルバニアの世界遺産」


世界遺産の街:ベラ

アルバニアには3つの世界遺産が存在する。ベラト(ベラッド)とギロカストラの歴史地区、そして古代ローマの遺跡が残るブトリントだ。

今回、私はその中のひとつである、オスマン帝国の街並みがそのまま残るベラドに足を運んだ。


「起床」
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今日は9時起床。この宿Freddy'sのベットはとても寝心地が良かった。

アルバニアから、次の目的地マケドニアのオフリドに行くバスは、朝9時発と夜9時発。ティラナをある程度歩き回ったので、朝9時に出発することも考えたが、もっとアルバニアを体感したかったので、夜9時のバスに乗ることにした。

インターネットの「Lonly Planet日本語版」サイトで調べてみると、アルバニアの観光スポットが3つ紹介されている。一番上には今私のいるティラナが、その下には「バラッド要塞」について書かれていた。

私は最初、このベラドがティラナ市内にあるものだと思っていたので、宿の主人に道を聞き、バラッドを目指した。

宿の主人に言われた場所に行くため、バスに乗る。料金は40ディナール(約40円)。安すぎだ。

降車後、言われた場所に行くと、そこにはたくさんの乗合タクシーが並んでいた。タクシーで行かなければいけないのだろうか。料金は5ユーロ。バスと比べると高い!いったいどれだけ走るのかと聞くと、
「2時間くらいかな。」
という。え?ベラドって市内にあるんじゃないの?あいまいな知識のみ持ち合わせていた私は、びっくりした。だが、今日は午後9時まで時間はたっぷりあるし、せっかくなので行ってみることにした。

「世界遺産:バラッド」
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ベラトの街並み:たくさんのブドウが街に実っている
乗合タクシーで約2時間半、ベラドにようやく到着した。

ベラト(ベラット)は谷となっており、真中にそこそこ大きい川が流れている。谷のまわりにはトルコ風の白い壁と茶色の屋根でできた家々が並んでいる。欧州の家はなぜこんなに地域によって統一されているのか。街の姿がきれいだ。

とりあえずまずは昼食を堪能。チーズやハムが入った大きなクレープが、150レク(約150円)で注文できた。味もなかなかおいしいく、大満足である。

街を歩くと、小さな小道の上にたくさんのブドウが実っている。この街の人々が育てているのだろう。もぎって食べたいところだが、盗み食いになってしまうのでやめた。

丘の上には小さな教会がある。行ってみようとしたが、複雑に入り組んだ道が広がっていたので、行くのに少々迷ってしまった。教会に着くと、なんと門が閉まっている。せっかくここまで来たのに残念だ。だが、そこから見えるバラッドの景色はとても素晴らしいものだった。

このバラッド、とてもよい街なのだが、特川岸にたくさんゴミが落ちていたのがとても残念だった。この旅で、正直言ってゴミが目立たなかった街はまだない。ゴミがあまりないきれいな街があれば長居したい。

「マケドニアへ」
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帰りはちょうどティラナへのバスがあったのでバスで帰った。料金は400ルク(約400円)。乗合タクシーより安い。

今までの経験から、バスや電車より乗合タクシーの方が料金が高い。タクシーだから当然かもしれない。あまり多用するのはやめよう。

バスは海外沿いの街ダレスにも回ったので、大回り。マケドニア行きのバスに間に合うか心配だったが、なんとか間に合った。

アルバニアはとても人が良く、物価も安くて過ごしやすい国だった。これでこのアルバニアともお別れだ。

タケノコ

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