12月6,7日 チュニジア(3,4) トズ―ル:「映画『スターウォーズ』の舞台 エピソードⅠ」


ターウォーズのロケ地がある場所オング・エル・ジュメル

今回訪れたのは、あの映画『スターウォーズ』のロケ地だった場所から近い「トズ―ル」という街。

砂漠なら米国にもあるのに、なぜこの場所が選ばれたのかというと、米国の砂漠は赤色なので、白い色をしたチュニジアのサハラ砂漠の方が他の惑星のようだからだ。

また、このチュニジア付近にあるサハラ砂漠は映画『イングリッシュ・ペイシェント』のロケ地としても有名。自分は見たことないが、見たことのあるツアー客の話しによるととても映像が美しいそうだ。是非帰国後に観てみたい。

「自転車で塩湖へ」
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塩湖(ショット・エル・ジェリド)

6日、今日すぐにスターウォーズのロケツアーに参加したかったが、残念ながら今日は日曜日の上、ツアーに参加する人が誰もいなかったので明日まで待つことにした。

何かやることがないかと町を歩いていたら、レンタル自転車屋があった。このトゥズ―ルは塩湖に隣接する町。塩湖と言っても今は干上がってしまって水はほとんどないのだが、いったいどんな景色が広がっているのか気になったので自転車を2時間(10ディナール:約700円)借りて行ってみることにした。

町の中心地から周辺にある村を抜け、ヤシの木の森を抜けると、地平線が飛び込んできた。塩湖だ。だが、自分が行った場所はまだ塩湖の中心地から程遠く、塩湖というには程遠いもの。周りに人影がなく、地平線まで続くこの荒野を一人で自転車で突き進んでいくのも危険なような気がしたので、ここは諦めて町へ戻った。


ドズ―ルの町並み

「キャンプサイトで宿泊」
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泊った場所はLonely Planet Africa版に載っていたCamping Les Beaux Reves。今回の旅ではテントを持ってきていないが問題ない。コテージが隣接され、そこへ一泊10ディナール(約700円)で泊ることができた。温水シャワーも24時間使えるのが嬉しい。この場所に泊る人は少なかったが、とても居心地がよかった。

「スターウォーズのロケ地へ」
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ジェダイ!?ベルベル人の衣装

スターウォーズのロケ地はこの街から少し離れた場所にある。2日目の今日はツアーに参加する人が4人もいたのでその分安くなり、一人20ディナール(約1400円)で済んだ。

ツアーは「ラクダ岩」、「スターウォーズのロケ地」、「イングリッシュ・ペイシェントのロケ地」、「オアシス・ネフタ」、「砂漠の夕日」を見るもの。盛りだくさんである。

スターウォーズのロケ地は、もうずいぶん老朽化していたが、まるでスターウォーズの世界にでも入ったような気持ちになる。帰国してからもう一度観てみたい。

『イングリッシュペイント』のロケ地は砂漠に吹く風の仕業か、ガラクタが残っているだけだった。


映画『イングリッシュペイシェント』のロケ地

最後に訪れたサハラ砂漠の丘から見える夕日は絶景。空気が済んでいるからだろうか、空の色が濃く、赤と青が混ざる色合いが素晴らしい。

とても満足したツアーだった。


明日からは、チュニジアの南の方に住むベルベル人が住む伝統的な住居であり、第二のスターウォーズロケ地であるタタウィンに足を運ぶ。

タケノコ

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