11月25日 レバノン(3) 首都ベイルート:「中東のパリ」


紛争でゴーストタウン化した旧市街。今はとてもきれい

「中東のパリ」
ここレバノンの首都ベイルートはかつてその様に呼ばれていた。ただ、それはかつての話しであった。

2006年に起きたイスラエルとレバノンの紛争「レバノン紛争」が起き、イスラエル軍が首都ベイルートに空爆。市内の中心にあり、古きヨーロッパ建築が立ち並ぶ旧市街はゴーストタウン化した。

だが、今となっては昔の話。まだ多少は紛争の傷跡は見られるものの、旧市街を含めて街は殆ど復興されている。再び「中東のパリ」と呼ぶにふさわしい街となってきたのではないだろうか。

中東にいながらここはまるでヨーロッパ。建物の雰囲気もそうだし、キリスト教徒も多いこともあって、街に歩く女性が頭をスカーフで覆う人の数が少ない。お酒は屋外で飲んだりはできないが、大抵のレストランで飲むことができる。アラビア料理、レバノン料理の他にも、イタリア料理やフランス料理などの欧州料理屋も多い。

また、ポルシェやBMWなど、多くの高級車が走っていたりする。この街は金融都市でもあり、裕福な人々が多かった。

ただ、気になるのは街中に多くの兵士がいること。まだ完全にテロの危険性が消えたわけではいのだ。だが、旅行者の自分にとっては少々息苦しい街である。


ベイルート海岸。リゾート開発が進む。


鳩岩

タケノコ

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