12月10日 チュニジア(7) 首都チュニス:『カルタゴ遺跡とユースホステルの人々』



カルタゴ遺


できれば今日飛行機でモロッコへ飛びたかったのだが、残念ながら席は満席。行き当たりばったりの旅をしているとこのようになってしまう。明日まで再びここチュニスに滞在することになった。

今日行ったのはカルタゴ遺跡。カルタゴ遺跡は地中海貿易で栄えた都。ローマ帝国に滅ぼされた後は、ローマの一部として再生した。現在残る遺跡のほとんどはそのローマ時代にできたものらしい。


カルタゴ遺跡内 サン・ルイ教会

カルタゴ遺跡を訪れた後は市内を再び散策。アジア人だというだけで目立つのに、バックパックを担いだまま街を歩くと更に目立ち、色々な人にじろじろ見られるから恥ずかしい。ここチュニスには他の都市程観光客がおらず、他の都市ほど 日本人がいない。この土地の人達はアジア人に慣れていない様子。アジア人はみんな同じようなものだと思っているのだろうか、自分が歩いていると大抵の人が、
「ジャッキーチェン!!」
と言って声をかけてくる。何がともあれ、ここチュニスにいる人達はとってもフレンドリー。いい人達ばかりだ。

バックパックのカバーが破れ、なくなってしまったので新しいものを買おうとキャンプ用品店を探すが、イエローページを見てもこの首都チュニスにはキャンプ用品店は存在しなかった。首都ならなんでも揃うと思ってはいけないチュニジアである。


カルタゴ遺跡周辺。青と白の建物がいい。

泊った宿は1週間前と同じユースホステル。このユースホステルはシャワーのお湯が24時間でないものの、朝食・夕食が付いて12ディナール(約840円)ととってもお手頃。ユースホステルなので清潔だし、内装がアラビックな雰囲気に満ちているから好き。

宿には自分が1週間前に泊っていた時にいた客がまだ一人いた。フランス人の彼はこの街が好きだから1週間も滞在しているのだという。

チュニジアの南を旅行していた時に同じツアーに参加した台湾人もいた。

夕食にはトマトパスタとキャベツを細かく刻んだものにフレンチドレッシングがかかったもの。それにオレンジが付いた。

夕食の間、台湾人、フランス人、ベルギー人の4人でヨーロッパの事、旅の事、中国の事、アジアの事などたくさんのことを話した。地元の人と話すのも旅の楽しみだが、こうやって旅をする世界中の人々の話しや考えを聞くことができるのも大きな楽しみ。夢中になって2時間くらい話していた。

だが、問題はやはり英語力。もっとすらすらと話せるようになったら更に楽しい会話ができるんだろう。

頑張らなきゃ!

タケノコ

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